東京オリンピックのトランポリン競技で金メダルの期待がかかる森ひかる選手。
そんな森ひかる選手の出身小学校や高校はどんな学校なのでしょうか。
そして、森ひかる選手が日本のエースとして成長するまで支えた家族はどんな人達か、徹底調査しましたので御覧ください。
森ひかるの出身は?
あだち広報12月25日号は、クリスマスのイルミネーションのようにいま輝いているアスリートを特集!一面は扇小学校・江北中学校出身であるトランポリンの森ひかる選手、中面は二人とも第十四中学校出身である競泳の中村克選手と女子ラグビーの大竹風美子選手が登場!詳しくはhttps://t.co/CCDLVtTXCj pic.twitter.com/AovqTvw3po
— 足立区役所 (@adachi_city) December 25, 2019
森ひかる選手の出身は、オリンピックの舞台となる東京都です。
トランポリンに専念するために石川県に移るまでの十六年間を東京都足立区で過ごしました。
初めてトランポリンに触れたのも、足立区のスーパーの屋上だったそうです。
足立区のキャッチフレーズである「はじまりはあだち」どおりに、森ひかる選手の始まりはまさに足立区からでした。
足立区にある足立フリーエアースポーツクラブに所属し、森ひかる選手はトランポリンの競技を磨いてきました。
そんな森ひかる選手を育んだ東京都足立区というのはどんな土地なのでしょうか。
足立区は東京23区の北東部に位置する区です。
人口は約68万人。
これは東京23区の中でもトップクラスに位置します。
江戸時代に、江戸の街と日光東照宮をつなぐ日光道中に初めてできた宿場として発展してきました。
古くからの歴史のある土地ですので、街全体に歴史が息づいている地域でもあります。
宿場町となるまえは、海辺に面した湿地帯や荒れ地だった土地ですが、江戸から明治と歴史を重ねるごとに工業化も進み、人口も増えていきました。
関東大震災の被害も少なかったため、多くの人が移り住んできて、非常に都市化が進んだのです。
現在も、荒川などの豊かな水辺に代表される自然と、名所旧跡に恵まれた区として発展を続けています。
東京オリンピックでの森ひかる選手の活躍は、足立区にいっそう元気を与えてくれることでしょう。
森ひかる東京オリンピック内定の記事はこちら
森ひかるの出身小学校は?スーパーと噂!
足立区立扇小学校でかけっこ教室してきます!!
人工芝やー!! pic.twitter.com/XnCgI0oJP7
— MB林田 (@RindaEX) September 25, 2013
森ひかる選手の出身小学校は足立区立扇小学校。
色々調査していく中で、足立区立江北小学校という噂も出てきますが、どうやら扇小学校のようです。
扇小学校時代の森ひかる選手は、そのトランポリンの才能からスーパー小学生と呼ばれていました。
9歳の時には全日本ジュニア低学年の部で優勝を果たし、12歳の時には世界年齢別選手権11・12歳の部で優勝します。
森ひかる選手の代名詞とも言える「トリフィス」ですが、小学生の女子では成功者のいないこの技を、既に身につけていたそうです。
森ひかる選手が育った扇小学校は東京都足立区にある公立小学校で、1970年4月6日に、15学級で開校されました。
その際には、近隣の高野小学校、寺地小学校、江北小学校の三校から児童を迎えています。
これは押し寄せた都市化により、急激な児童数の増加に対応するためでした。
この時、地域の農家の方が農地を学校用地として提供し、様々な人々が創設のために尽力されました。
それから50年の時が経ち、「おらが学校」として、地域に愛されている学校です。
その歴史を踏まえ、校章も扇の字を囲む形で三つの扇が配置されています。
これは高野、寺地、江北の三つの学校から子どもが集まったことと、親、子ども、先生の三者の協力を表しているそうです。
そのような形で「協力する心」を大切にしている、扇小学校の児童達は非常に仲が良いそうです。
そんな小学校で6年間を過ごした森ひかる選手は愛校心に溢れています。
2020年の1月に小学校を訪れ、後輩である小学生達にビデオメッセージを送ったのです。
夢を叶えた先輩がいるというのは、子ども達にとって大きな希望になりました。
森ひかるの出身高校は?
トランポリンJKコンビら帰国https://t.co/dePWLlAUnz
女子シンクロナイズド銀の森ひかる、高木裕美の女子高生コンビは、金沢学院高校で3年間同じクラス。「学校と練習合わせて、1日12時間一緒にいて、休みの1週間ずっと一緒にいることもあります」(森)と、息の合った演技の秘密を明かした。 pic.twitter.com/O5TphqqY9S— もみじ (@maple_maple555) November 14, 2017
森ひかる選手の最終的な卒業高校は金沢学院高校です。
ですが、足立区出身の森ひかる選手は、当初は都立足立新田高校に通っていました。
しかし、トランポリン競技を極めるために、11月に金沢学院高校(旧:金沢学院東高校)に転校することになりました。
金沢学院高校がある石川県はトランポリン王国とも呼ばれています。
そのきっかけは、現在森ひかる選手が在籍する金沢学院大学の総監督でもある塩野尚文さんの普及活動でした。
最初は30、40代の女性向けの教室から始まった活動から、競技人口の裾野が広がり、好成績を残す選手が現れるようになりました。
その結果、競技環境も充実していったのです。
森ひかる選手が石川県の高校に転校した理由も、まさにその競技環境を求めてでした。
指導していたコーチである丸山章子さんも、石川県出身で、2000年のシドニーオリンピックで6位入賞を果たした実績があります。
また、世界選手権においても、石川県で学んだ選手たちが活躍することが非常に多いです。
そして、森ひかる選手もその金沢学院高校で、全国高校トランポリン選手権での三冠を2年連続で達成するなど、華々しい成績を上げました。
高校卒業後は、エスカレータ式の進学で金沢学院大学に進みました。
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森ひかるの家族は
森ひかる選手の家族構成は、父、母、双子の兄、本人の四人家族。
双子の兄の森晴太郎さんも、トランポリン選手として活動をしています。
トランポリンの強化指定選手にも選ばれたことがある強豪選手です。
ですが、森ひかる選手は高校に上がってからは、お兄さんの晴太郎さんと離れて暮らしています。
これは、森ひかる選手が石川県の高校に進学したためです。
お兄さんの晴太郎さんは、都立足立新田高校に進学し、そのまま卒業しました。
現在は、足立区に父親の博之さんと共に住んでいるそうです。
また、双子ということもあり、森ひかる選手はお兄さんに対して対抗心を強く持っていました。
母親の美香さんは、夫と息子と離れ森ひかる選手と一緒に石川県に住んでいます。
森ひかる選手が金沢学院高校に転校するにあたって、バックアップするために仕事を辞められ、石川県に移住されたようです。
娘のためにそこまでできる美香さんは、非常に献身的な母親だと言えます。
このお母さんの支えがなければ今の森ひかる選手はなかったといっても良いでしょう。
転校当初は不慣れな環境に耐えきれずに、何度も帰りたいと思い、泣きながら東京の友達に電話していたようです。
それでも、トランポリンを続けてこられたのは、やはり仕事を辞めてまで移住してくれた母親の愛のおかげでしょう。
高校の卒業式の時には、母娘の仲睦まじく並んだ写真が見られました。
森ひかるの出身小学校高校はどこ?家族を徹底調査まとめ
森ひかる選手は、東京オリンピックの舞台となる東京都で生まれ育ってきました。
地元の小学校で天真爛漫に過ごし、そのまま中学、高校へと進んでいきます。
しかし、転機となったのは高校1年の11月。
地元を離れトランポリン王国である石川県の金沢学院高校に転校することを決めました。
そして、全国高校トランポリン選手権で華々しい活躍をするなど、日本の代表選手への階段を上っていきます。
しかし、その成長は森ひかる選手一人では決して叶わないものでした。
お母さんの美香さんが、仕事を辞め、一緒に石川県に移住して支えなければ、日本のエースとして羽ばたくことはなかったはずです。
小学生の時にアルバムに書いた「夢はオリンピック選手になること」を見事実現した森ひかる選手。
次は、金メダルという夢を日本にもたらしてくれるはずです。
みんなで声を合わせて応援していきましょう。
トランポリンの世界女王で新成人の森ひかる選手のインタビュー。「他の競技は負けてもニュースになりますよね。でも、トランポリンはW杯でメダルを取ってもニュースにならない」「トランポリンのときだけは人が変わります」。
森選手らしさを伝えられたらと構成しました。https://t.co/6izTjiwWCh pic.twitter.com/QmBz0HVTco— 鈴木 智紘【サンケイスポーツ】 (@vgYCRieNiuque42) January 14, 2020
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