瀬戸大也さんと萩野公介さんとは、なんと少年時代からのライバルだそうです。
アスリートの成長にライバルは不可欠と言われますが、2人の関係はどのようなものなのでしょうか。
この記事では、瀬戸大也さんと萩野公介さんのこれまでの絆の強さ、少年時代から現在までの主な対戦成績を紹介します!
瀬戸大也のライバル萩野公介とは?
萩野公介さんは、栃木県小山市出身の1994年8月15日生まれ(25歳)。
瀬戸大也さんと並び、言わずと知れた競泳界のトップ選手です。
瀬戸大也さんとは幼い頃からのライバルであり、友人でもあります。
瀬戸さんも1994年5月24日生まれの25歳。同い年で気の合うところもあるのでしょうか。
萩野公介さんがこれまでオリンピックで獲得したメダルは輝かしいもので、
■ロンドンオリンピック(2012年)
■リオデジャネイロオリンピック(2016年)
- 400m個人メドレー金メダル
- 200m個人メドレー銀メダル
- 4x200mフリーリレーの銅メダル
となっています。
萩野公介さんが目標とする選手の一人にマイケル・フェルプスさんをあげられており、
これらの輝かしい実績から「和製フェルプス」とも呼ばれています。
萩野公介さんのプライベートでは、
2019年9月にシンガーソングライターのmiwaさんと結婚、miwaさんは冬に出産の予定と報道されています。
ライバルの瀬戸大也さんも、2017年5月に飛び込み選手の馬淵優佳さんと入籍、2018年6月には、第一子となる女児が誕生されています。
【瀬戸 miwaと結婚の萩野祝福】https://t.co/uEB2Rl9HCS
競泳男子の瀬戸大也が、miwaと今秋に結婚することが判明した萩野公介を祝福。瀬戸は「(東京五輪で)まさかパパ同士の対決になるとは思わなかったので、すごくうれしいです」と語った。
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) September 1, 2019
お二人とも素敵なパパスイマーですね。
さて、萩野公介さんですが、リオ五輪以降は思うような成果を出されていません。
2019年2月には、不調を理由に実質的な無期限休養を発表されましたが、6月に復帰を宣言、11月にはライバルである瀬戸大也さんと10ヶ月ぶりの直接対決を果たしています。
東京オリンピックについて、瀬戸大也さんはすでに出場が決定しています。
萩野公介さんは2020年4月の東京五輪代表選考会(日本選手権)に向けて、最終調整をされています。
頑張ってほしいですね。
瀬戸大也と萩野公介は絆は強い!幼少期からライバル
瀬戸大也さんと萩野公介さんは幼少期から「ライバル」であり「友人」であると言われています。
だから、絆は強いのです。
2人が出会ったのは小3の夏の全国大会。
瀬戸大也さんは小学生の時から水泳の全国大会に出場経験がありましたが、
「天才スイマー」「怪童」
として知られていた萩野公介さんになかなか勝てなかったそうです。
そして、中2の時の400m個人メドレーで初めて萩野公介さんを破ったそうです。
15年以上前から拮抗した戦いを繰り返されていたのですね。
その後は主に個人メドレーで競うことが多い2人ですが、対決について瀬戸大也さんは次のように語られています。
「最高に楽しいんですよ」
萩野公介さんとの関係は、
「公介とは、日本での試合の時はふたりでの勝負になりますが、海外で世界と戦う時は本当に戦友みたいなんです」
萩野公介さんは2016年に行われたリオデジャネイロオリンピックの男子400メートル個人メドレーで、悲願の金メダルを獲得しています。
この時、3位で一緒に表彰台に上ったのが、同い年のライバル瀬戸大也さん。
萩野公介さんは「大也がいなかったら僕はここにいない」と瀬戸大也さんの存在の大きさを語っています。
お互いを好敵手と認め合い、切磋琢磨したからこそ出せた結果があるのでしょうね。
瀬戸大也と萩野公介、ライバルの“絆”。スイムキャップに秘められたサインとは?#瀬戸大也 #萩野公介 #テレ朝POSThttps://t.co/FeRJh1oC8R
— テレ朝POST (@post_tvasahi) July 20, 2019
瀬戸大也と萩野公介の対戦成績は?
15年以上前から理想的なライバル関係だった瀬戸大也さんと萩野公介さん。
これまでも数多く対戦をしていますが、
特に話題になった大会での対戦記録によると、
- 瀬戸大也さん3勝
- 萩野公介さん4勝
で接戦となっています。
萩野公介さん勝利の大会
2012年(高校3年)
第88回日本選手権水泳競技大会:400m個人メドレー・200m個人メドレー
瀬戸大也さんは3位に終わり、ロンドンオリンピック出場を逸しました。
2013年
第89回日本選手権水泳競技大会:200m・400m個人メドレー
瀬戸大也さんは萩野公介さんに次いで2位に入り、2人で第15回世界水泳選手権大会(バルセロナ)日本代表に選出されました。
2015年
第91回日本選手権:200m・400m個人メドレー
瀬戸大也さんは萩野公介さんに次いで2位に入り、3種目で世界選手権の代表メンバーに選出されました。
2016年
リオデジャネイロオリンピック:男子400m個人メドレー
萩野公介さんが金メダル、瀬戸大也さんは銅メダルを獲得。競泳でのダブル表彰台は60年ぶりの快挙となりました。
瀬戸大也さん勝利の大会
2008年(中学2年)
全国JOCジュニアオリンピックカップ水泳競技大会:男子400m個人メドレー
瀬戸大也さんは当時の日本中学新記録で優勝しています。
2013年
第15回世界水泳選手権大会(バルセロナ):男子400m個人メドレー
瀬戸大也さんは自己記録を更新して優勝。
この種目で日本人選手として初めての金メダルを獲得し、彩の国功労賞を受賞されています。
2019年
東京都OPEN水泳競技大会2019:男子400メートル個人メドレー
不振で休養していた萩野公介さんでしたが、2019年8月に復帰し、対戦が実現しました。
今夏の世界選手権王者の瀬戸大也さんに6秒82差の完敗でしたが、「幸せな時間だった」と萩野公介さんはコメントしています。
競泳の東京都オープン第3日、男子400メートル個人メドレーは瀬戸大也が優勝し、萩野公介が2位に入りました。萩野がモチベーションの低下を理由に長期休養に入っていたため、1月以来の直接対決。瀬戸は「公介がいるとピリッと緊張感が出る」と喜びました。
写真特集で→https://t.co/K1t0aVUkuJ pic.twitter.com/2oSHUN6qgb
— 毎日新聞写真部 (@mainichiphoto) November 23, 2019
瀬戸大也のライバル萩野公介との絆は強い?対戦成績を紹介まとめ
今回は、瀬戸大也のライバル萩野公介との絆は強い?対戦成績を紹介しました。
2016年に行われたリオデジャネイロオリンピックの男子400メートル個人メドレーで、
萩野公介さんが金メダル、瀬戸大也さんは銅メダルを獲得で、60年ぶりの快挙となりました。
そのときにコメントされた
「大也がいなかったら僕はここにいない」
萩野公介さんのこの言葉は、
15年以上ライバルとしてお互いを高めあった瀬戸大也さんとの強い絆を感じます。
小3の夏の全国大会で出会って以来、瀬戸大也さんと萩野公介さんは幼少期から「ライバル」であり「友人」でした。
日本国内だけでなく世界と戦う2人だからこそ、「ライバル」「戦友」と笑顔で会話ができるのかもしれませんね。
これからもお二人の活躍に目が離せません。
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