2019年の「全英AIG女子オープン」で日本人史上2人目の海外メジャー制覇を果たし、世界ランキング11位までになった渋野日向子選手のクラブセッティングについて調べてみました。
活躍する裏には、きっとクラブセッティングが関係しているのではないでしょうか。
世界を制した渋野日向子のクラブセッティングに注目し、グリップはどうなってるのか紹介していきます。
渋野日向子の使うクラブセッティングに注目!
渋野日向子選手のクラブセッティングについて調べてみました。
2019年 ワールドレディスチャンピオンシップサロンパスカップ 最終日の際の、クラブセッティングは、どうだったんでしょうか?
【#渋野日向子 のクラブセット】
ドライバー:ピンG410プラス
10.5度FW:
3番14.5度ピンG410LST
5番17.5度ピンG410ハイブリット:ピンG410
3番19度
4番22度アイアン:ピンi210
5番〜PWウェッジ:ピン グライド フォージド
52度、58度パター:ピンシグマ2 アンサー
ボール:タイトリストプロV1 pic.twitter.com/YXwPYjzW1f
— ゴルフ✖︎ターニング GOLF✖︎TURNING日本×インドネシア×ゴルフ×ビジネス (@GolfTurning) August 4, 2019
渋野日向子のゴルフの出会いはいつでしょう?こちらもどうぞ
ドライバー
G410 プラス ドライバー(10.5度)
スピーダー エボリューション 5(44.75インチ、硬さSR)
渋野日向子のエースドライバー「G410プラス」はどんなクラブ? どんな人に合う? 契約プロに聞いてみた – みんなのゴルフダイジェスト #TOUR #ピン #渋野日向子 #G410プラス #ドライバー #GEAR #ヴィクトリアゴルフ https://t.co/0o4p1h2e3J
— VictoriaGolf ヴィクトリアゴルフ (@victoriagolf00) August 20, 2019
渋野日向子選手はロフト角10.5度のG410プラスにスピーダーエボリューション5 569のSRシャフトを挿しています。
このG410プラスは、渋野日向子選手の他にも、マスターズ王者のバッバ・ワトソン、全英オープン王者のルイ・ウーストハイゼンが使用しています。
バッバはフェードヒッター、ウーストハイゼンはドローヒッターと、球筋が真逆なんですが、球筋が異なる2人の要求を同時に満たしたすごいクラブなんです。
つまり、スライサーでもフッカーでも使えるクラブになっています。
重心が深く、低く、慣性モーメントが大きいのに、つかまりも悪くなく、そのことにより、プロ・アマ、フッカー・スライサー、誰でも使えるクラブになっています。
フェアウェイウッド(FW)
ピン G410 フェアウェイウッド LST(3番14.5度)
ピン G410 フェアウェイウッド LSTは、重心位置を前方に持ってくることで、通常のG410フェアウェイウッドよりもスピン量を抑えたモデルです。
弾が吹け上がってしまいがちなハードヒッター向けのクラブで、貫くような弾道が得られます。
G410 フェアウェイウッド(5番17.5度)
グリーンを狙う5番ウッドは、上がりやすさを重視し、高さを優先しています。
サロンパスレディースでは渋野日向子選手が今季2勝目。
PING G410 PULSのドライバー、PING G410 LST FW,
PING GLIDEウエッジ、PING SIGMA2パターとPING尽くしのセッティングで優勝。決して難しいセッティングではなく、一般ゴルファーでも使えるセッティングになっています。 pic.twitter.com/tnBwRvKINl
— 三井アウトレットパーク北陸小矢部 有賀園ゴルフテラス富山店 (@arigaen_toyama) July 9, 2019
FWのシャフトもドライバーと同じフジクラのスピーダーエボⅥを入れています。
渋野日向子の獲得賞金に驚かずにはいられません、こちらもどうぞ
ユーティリティ(UT)
G410 ハイブリッド(3番19度、4番22度)
元々評判の良かったクラブですが、渋野日向子プロの大ブレイクで一気に品薄になり、一時は数ヶ月待ちなんて状態になっていました。そろそろ品薄は解消したのでしょうか?https://t.co/YwJoTAzPac
— Gridge(グリッジ) (@Gridge562) February 14, 2020
安心感のあるヘッド形状に、ロフト・ライ角調整機能を搭載しています。
複合素材の超深低重心ヘッドでミスしてもブレにくい設計になっています。
渋野選手は、コースによってフェアウェイウッド(#5)とハイブリッド(#3)を入れ替えていて、ロングゲームを重視したかなり攻撃的なセッティングになっています。
距離の長いホールでもピンを果敢に狙っていく姿勢が見えます。
球が上がりやすく、グリーンでしっかり止められることからも、パーオン率を高めて試合を有利に展開することができた用意ではないでしょうか。
アイアン
i210 アイアン i210 アイアン(5番~PW)
渋野選手は、高速グリーンで球を止めたいという考えを根底に持ち、i210という比較的やさしいモデルを使用しています。
ウェッジ
ピン グライド フォージド(52度、58度)
ピン PING グライド フォージドは、10%小顔で超ソフトな打感と激スピンが特徴です。
ブレードスタイルのヘッドで信じられないほど柔らかい打感を作り出します。
ウェッジ先端にあるタングステントウの重量でフェースコントロールしやすくやさしさを作り出しています。
渋野日向子使用ウェッジ!! ●PING/ピン GLIDE FORGED WEDGE[数量限定]グライド フォージド ウェ… [楽天] https://t.co/QYrogojkxW #RakutenIchiba pic.twitter.com/RBCchPmi5k
— kenzo_ogata (@kenzo_ogata) September 23, 2019
パター
シグマ2 アンサー パター
渋野選手は、このパターについて「やわらかな打感が好きで、ボールがくっついている感じがして、ショートパットもコワくありません。」とコメントしています。
【世界中のパターを日本に集結させた!? 渋野日向子の影響力を改めて考える】
契約先のピンの新製品発表会に鈴木愛とともに登場して会場を沸かせた渋野日向子。今年もツアーの中心選手となるのは確実だ。#渋野日向子https://t.co/abOvIHE3gt— 女子プロゴルファー 渋野日向子info (@info79235835) January 25, 2020
渋野日向子の契約金が気になったら、どうぞ!
ボール
プロ V1 ボール
渋野選手は、硬いグリーンでもなるべくスピンがかかりやすく、打感がソフトなボールがいいなと思っているそうです。
プロV1の方は、距離感のイメージが出しやすいちょうど良いスピン量だったので、プロV1に決めたようです。
ソフトな打感を気に入ったのもプロV1に決めた理由だそうです。
AIG全英女子オープンでタイトリスト プロV1 ゴルフボールを使用する渋野日向子が見事に海外メジャー初優勝を決めた。日本人選手による日本女子ゴルフでのメジャー大会制覇は1977年全米女子プロを制した樋口久子以来2人目の快挙となった。 pic.twitter.com/eHfGOGSsye
— ゴルフネットワーク (@golfnetwork_jp) August 6, 2019
渋野日向子の得意とするパットのクラブに注目
渋野日向子選手といえば、パットが得意なイメージが強いです。
そんな渋野選手が使っているパターは、上記でもご紹介したシグマ2 アンサーを使っています。
もともと渋野選手は、打ち方がインサイドアウトだったので、ピン型が苦手で、ずっとマレット型を使っていたそうです。
しかし、2年前にコーチからピン型を勧められて使うようになり、今では自分の武器としています。
この「シグマ2アンサー」について、渋野選手は、『柔らかい打感で、しっかり打てるところが気に入っています。』とコメントしています。
【Going!Sports&News】2019/12/1
「亀梨和也が渋野日向子を直撃!パターの極意&試合前ルーティンとは?」渋野(21)を亀梨直撃 最終戦後にシブコ節 pic.twitter.com/xYusprXZ6L
— 紅蓮 (@guren_nyan) December 1, 2019
渋野選手の今シーズンのスタッツを見ると、パーオンをしたホールの平均パット数でトップに立っています。
その好調なパットを支えているパターが、「シグマ2アンサー」なのです。
ソフトな打感でも音がする新インサート ピン シグマ2 アンサー パター#ピンゴルフ #シグマ2アンサープラチナムパター #シグマ2アンサーパター #新製品レポート
https://t.co/Tqn1dwtZzk— GDOニュース (@GDO_news) January 15, 2019
渋野選手は、優勝したサロンパスカップでは、4日間を通してパットが良かったのは、「シグマ2アンサー」のおかげなのかもしれません。
渋野日向子お菓子大好き記事です。
渋野日向子のグリップはどうなってるの?
グリップはクラブとプレーヤーとの唯一の接点であるばかりでなく、クラブ全体のバランスにも影響する重要なパーツです。
そんな重要なパーツですが、渋野選手が使っているグリップはどのようなグリップなのでしょうか?
渋野日向子選手が使用しているグリップは、イオミック[Sticky Opus Bi-color](ブルー×ホワイト)です。
渋野日向子さん使用のイオミック「Sticky Opus Bi-coior Prototype 2.3」が届きました!
3本だけだけど…。
グリップ交換が楽しみ~。
ついでに、「タラタラしてんじゃね~よ」も買ってみました。(最近は割と手に入りやすいかも)#イオミック #渋野日向子 #ゴルフ pic.twitter.com/1eCCfuseWa— トビウサギ☆ (@Jam_Cookie) October 26, 2019
イオミックのグリップの特徴は、オフセンターヒット時においても、トルクを最大限に抑え、安定した弾道を導き出すことが可能なところです。
トルクとは物体の『ねじれ』を表す数値であり、この数値が高ければ高いほど、ねじれの度合いが高くなります。
シャフトにはトルクがあり、それがボールの方向性や捕まり具合、上がりやすさに大きく影響します。
しかし、これまでグリップのトルクに着目したメーカーはありませんでした。
イオミックは、従来グリップの素材として標準的に用いられてきたラバーでは、トルクの問題をカバーするにも限界があるということを発見し、新たな素材の開発に着手しました。
そして生まれたのが、ゴルフグリップのために開発された新素材、『IOMAX』です。
こうして研究開発の末に生まれたトルクを最大限に抑えるグリップ、イオミック[Sticky Opus Bi-color]を渋野選手は使用しています。
渋野日向子のクラブセッティングに注目!グリップはどうなってるの?まとめ
渋野日向子のクラブセッティングに注目!グリップはどうなってるの?について紹介してきました。
ドライバー、フェアウェイウッド(FW)、ユーティリティ(UT)、アイアン、ウェッジ、パター、
ボール、そしてグリップに至るまで、細部にまでこだわったクラブセッティングでしたね。
渋野選手が世界で活躍することができるのも、
こうした自分に合わせたクラブセッティングを見つけ実践しているからではないでしょうか。
渋野選手が使っているクラブやセッティングを真似したいと思ってしまいます。
しかし、自分に合ったセッティングが一番だと思いますので、渋野選手のクラブセッティングを参考にして、自分自身に合ったクラブセッティングを見つけてみてはいかがでしょうか?!