瀬戸大也さんが、2019年7月に行われた世界水泳2019で3つのメダルを獲得し、東京五輪内定が決定しました。
リオ五輪では銅メダルを獲得されている瀬戸大也さんですが、東京五輪ではどのような気持ちで臨まれるのでしょうか。
東京五輪内定後、様々なメディアで思いを発言されている瀬戸大也さんの世界水泳2019での結果や得意な泳ぎ、意気込みをまとめてみました。
短水路(25mプール)で争う #競泳 の新設大会、国際リーグ決勝大会は20日、アメリカ・ラスベガスで開幕し、JOC #シンボルアスリート の瀬戸大也選手が男子400m個人メドレーで3分54秒81の短水路世界新記録をマークして1位になりました。https://t.co/uueRPbkrb3 #がんばれニッポン #全員団結 pic.twitter.com/geS0YMRQKG
— 日本オリンピック委員会(JOC) (@Japan_Olympic) December 21, 2019
瀬戸大也が東京五輪内定を決めた 世界水泳の 結果
2019年7月の世界水泳2019で、瀬戸大也さんが競泳東京五輪内定1号となりました。
瀬戸大也さんが世界水泳2019で出した結果は
・200mバタフライ銀メダル
・200m個人メドレー金メダル
・400m個人メドレー金メダル
と素晴らしいもので、
世界水泳2019で日本人初の個人種目1大会メダル3個の快挙を実現しました。
日本水泳連盟の規定により、
200m個人メドレーと400m個人メドレーで東京五輪内定となりました。
驚くべき点は、
江原騎士さんが故障して当初出る予定ではなかった4×200mフリーリレーにも出場するなかでの成績ということです。
強靭な肉体と精神がないと達成できない偉業といえますね。
2013・2015年の世界水泳2019でも400m個人メドレーで優勝している瀬戸大也さん。
世界水泳2019での金メダルは通算4個となりました。
これは日本競泳史上最多の快挙です。
東京五輪内定後、12月に行われた国際水泳リーグでも
400メートル個人メドレーで、短水路世界新記録を樹立して優勝。
200メートル個人メドレーで、自己ベストを出して優勝。
勢いに乗っていますね。
2019年は、瀬戸大也さんの強さを大いに証明する年になりました。
「長い強化を耐えてこそ強くなれます」
「積み上げてきた練習の成果を発揮できてよかったです」
世界水泳2019後の瀬戸大也さんのコメントは、
想像を超える練習量をうかがえますね。
瀬戸大也 の得意とする泳ぎは?
瀬戸大也さんが優勝を重ねる「個人メドレー」。
「個人メドレー」は、
一人でバタフライ→背泳ぎ→平泳ぎ→自由形の順に同じ距離ずつ泳ぐ競技です。
瀬戸大也さんはバタフライと平泳ぎが得意で、
背泳ぎと自由形がやや苦手と言われています。
実際、世界水泳2019では、
200mバタフライで自己ベストを更新して銀メダルを獲得。
また2019年11月に行われた東京都オープンでは、
専門種目ではない男子200メートル平泳ぎで2位となり、
自己ベストとなるタイムをマークされています。
特に個人メドレーでは、平泳ぎが一番遅い種目のため、
一番大きなタイム差が生まれます。
そのため一般的に、平泳ぎが得意な人は個人メドレーには向いているといわれます。
瀬戸大也さんは平泳ぎが得意なので、
個人メドレーで結果を出しているのもうなずけますね。
【瀬戸大也の平泳ぎ】
1、角度のある肘の立て方、そこからかき切るプル動作2、どの種目にしても姿勢の取り方が非常に上手い…
特に、①かききった後②グライド時3、抵抗値を減らす様々工夫
チカラ強さと繊細な工夫が共存する素晴らしいフォーム。
そりゃ、速いわけだ… pic.twitter.com/NWDAu1zW8d— 背泳ぎ選手コーチ 森田純一 (@nickgaproduce) May 23, 2019
ちなみに、瀬戸大也さんのライバル萩野公介さんは、
背泳ぎと自由形が得意で、バタフライと平泳ぎがやや苦手と言われています。
・・・といっても萩野さんはリオ五輪個人メドレー金メダリストですから、
相当ハイレベルな得意・苦手ジャッジと予想されます・・・汗
瀬戸大也さんは、近年特にバタフライで目覚ましい成長を遂げられており、
東京五輪では、
バタフライ・個人メドレー・フリーリレー・メドレーリレーにも選ばれると予想されています。
瀬戸大也さん一人で多くのメダルを取るチャンスがあるということで、
とても期待が高まりますね!
瀬戸大也 世界水泳で東京五輪内定!意気込み
世界水泳2019後、
瀬戸大也さんはインスタグラムで
「今シーズンの主要大会が終わったので少しオフがもらえるのでリフレッシュして来年のオリンピックに向けてガンガン追い込んでいきます」と東京五輪内定に対して意気込みをコメントされました。
ご自身のSNSや様々なメディアを通じて、
瀬戸大也さんが東京五輪内定後から発言されたコメントから
意気込みをうかがいたいと思います。
【瀬戸大也 浮かれていた4年前】https://t.co/17mSGemy3v
競泳・男子個人メドレーの瀬戸大也は、2016年リオ五輪で銅メダル。「4年前は失敗。浮かれていた」が、2度目の五輪切符をもぎとり「4年前とは全然、考え方が違う」と話す。
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) September 26, 2019
「2016年のリオ五輪で悔しい思いをしているので、
今回の東京五輪では、必ず金メダルを取るということだけを考えて、
全力でいいパフォーマンスをしたいなと思います」
「リオは銅メダルだった。
東京五輪では絶対に金メダルを取りたい」
これらのコメントからもわかるように、
瀬戸大也さんにとって、
リオ五輪の銅メダルは満足のいく結果ではなかったようです。
我々から見れば銅メダルは立派な結果だと思いますが、
その悔しさをバネに、大きな栄光を手にしていただきたいですね。
【練習嫌いだった 瀬戸の誓い】https://t.co/3HI6xwNBNU
水泳世界選手権の競泳男子400メートル個人メドレーで、2大会ぶり3度目の優勝を飾った瀬戸大也選手。もともとは飽き性で、練習嫌いだったという。
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) July 28, 2019
「あまりメダルを意識しすぎるのは自分にはよくない。
とにかく一生懸命トレーニングに励んで、
いいパフォーマンスをして夢をかなえたい」
コンマ数秒の世界で競い合っているアスリートの方々は、
ちょっとした心の変化で順位に差が出てしまうのでしょうね。
メンタルコントロールもメダル獲得に必要なポイントといえますね。
【競泳ニュース速報】瀬戸大也「東京五輪がピーク」 高地合宿に出発/競泳 – サンケイスポーツ https://t.co/bLR1ZN7xTu #競泳
— 競泳ニュース速報@スイムレコード情報も配信 (@swimming_news1) October 3, 2019
「東京五輪が年齢的にもピーク。そこで全てをぶつけられるように」
というコメントをされていることから
東京五輪が、瀬戸大也さんにとってひとつの節目となる大会になることは間違いありません。
瀬戸大也 世界水泳で東京五輪内定!得意な泳ぎを紹介まとめ
のんちゃんの真似🤣#TeamVisa https://t.co/VUzmPyXW1N pic.twitter.com/dnXhunjTtR
— 瀬戸大也 (@daiya_seto) February 20, 2020
競泳東京五輪内定1号となった瀬戸大也さん。
瀬戸大也さんは世界水泳2019で
日本人初の個人種目1大会メダル3個の快挙を実現し、
200m個人メドレーと400m個人メドレーで東京五輪内定となりました。
瀬戸大也さんはバタフライと平泳ぎが得意で、
東京五輪では、
バタフライ・個人メドレー・フリーリレー・メドレーリレーにも
出場が予想されています。
2016年のリオ五輪では銅メダルを獲得されている
瀬戸大也さんですが、
「リオは銅メダルだった。
東京五輪では絶対に金メダルを取りたい」
というコメントから、
東京五輪でリベンジしたいという強い気持ちが伝わってきます。
また、
「東京五輪が年齢的にもピーク。そこで全てをぶつけられるように」
というコメントからは
東京五輪が、瀬戸大也さん自身にとって特別な意味のある大会だと想像できます。
東京五輪で、ご自身の夢を叶えていただきたいですね。
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